ご本尊は行基作と伝えられる、覆面千手観音です。

　毎週土曜日・日曜日の春夏時間16時より、秋冬時間15時より座禅会が開かれています（6日が土日になった場合は時間が異なります）。椅子坐禅も行うことができます。動きやすい服装でお越しください、とのことです。

　毎月6日（大黒天縁日）の15時30分と、17日（千手観音縁日）の午前の部6時30分より、午後の部18時30分より写経会が行われています。

　座禅会・写経会ともに予約は不要です。

　その他般若心経・真言宗の勉強会、ほうろく灸体験（要予約）の体験が出来ます。南房総の自然豊かな四季折々のお花も楽しめます。

　真野寺さんをお参りした時、写経の案内があったので体験させて頂きました。予約不要で行うことができます。

　写経は般若心経と延命十句観音経があります。私は少し時間がなかったので、後者を選択しました。こちらは初めての方でも10分ほどで書写することができます。

　受付でお願いすると祈祷所に案内されます。室内は中央にご本尊の大黒様が立ち、向かって左側に薬師如来と日光・月光菩薩、そして十二神将が安置されていました。その前に机が並んでいて、こちらで写経できます。

　写経用紙にはお経が薄く印刷され、そちらを筆ペンでなぞる形式です。心を落ち着けて一文字ずつ書き写していきます。短いお経なので集中力が途切れることなく、無事に完成させることができました（般若心経の場合は60～90分くらいかかるので、もう少し大変と思います）。

　そして最後に願い事を書き入れ、前にかけられた千手観音の絵の前に奉納します。終わった後は用意されていたお茶で一息つき、写経した方に用意された特別な御朱印を頂くことができました。

　またお寺の方がお堂の中を案内して下さっいましたが、欄間の鶴は上向きと下向きの二羽いて、上昇と下降を表しているそうです。こちらも迫力ありました。

　予約なしで初めての方でも10分ほどでできる、延命十句観音経の写経を体験しました。祈祷所内にある椅子席で写経をし、書写し終わったら仏前に奉納します。

　真野寺さんでは、写経を納経すると紺紙金泥の特別御朱印をいただけます。お茶や珈琲が自由にいただけ一息つけるお席も用意されています。

　駐車場は広いので、通常の日であればゆったりと車を停めることができると思います。